演目
現在、地ノ神鹿踊では礼庭、女鹿取り、鉄砲踊り、案山子踊りが伝承されています。
最近鉄砲踊りを復活させ、次は案山子踊りの復活を計画中です。
礼庭
すべての踊りの基本となる儀礼的な踊りであり、五穀豊穣を祈願する基本的な踊りです。
位牌誉め~女鹿取り
初盆の家の供養の位牌誉めの踊りも存在します。
女鹿取りは、2頭の狂い鹿に女鹿えを奪われ、中立が探し当てて争奪の戦いが幾度となく繰り広げられます。
躍動感を見る事が出来る踊りです。
鉄砲踊り
先日行われたTHE SASARAで約50年ぶりに復活した演目です。
山立(猟師)が一発の銃弾を放ちます。身を潜めてやり過ごしますが、一頭の仲間が不明となります。中立等の懸命の捜索により発見されますがそこには身じろぎもせず横たわる仲間の姿があります。そこで中立と側鹿は嘆き悲しみ掛け合いで歌を唄うという演目です。
案山子
八頭の鹿たちが野山で遊んでいます。里に下りると、人影のようなものが立っています。驚いた鹿たちは恐る恐る近づき「なんだろうと?」代わる代わる確かめます。そして、とうとう案山子と分かり安心してまた遊び始めるという演目です。